築14年目の自邸改修の記録である。
今回の改修は我が家を工事してくれた工務店に依頼している。これはとても大切なこと。新築を担当した工務店が改修工事をやることはとても大きな意味がある。新築時の工事内容を熟知していることもあるが、その新築を担当した責任を放棄させないように根気よくつきあってゆくことで築後10年の法的義務を満たすと言うことだけはなく、ホームドクターとして一生つきあってゆくことで人間関係も熟成させてゆくことができるのだ。そのことはすまいを手塩にかけて育ててゆくことにつながってゆく。
今回の改修は、木部の改修と外壁の補修(塗装の塗り替え)2点の目標で始まった。しかし、外壁通気工法としていない棟屋の躯体損傷が確認されたため、思い切って通気層と外皮をあらためて造り直すこととした。予算は当初の倍以上かかることになった。そのため、必要な材料費はすべて施主支給とし、工務店からは大工さん他の必要人工を出してもらうことをお願いした。すでに15年以上の人間関係ができているために監督は快く承諾してくれた。
●2010年6月26日(土)
通気層を採っていない棟の外壁をリニューアルすることにした。それにかかる追加費用は想定外。できるだけ出ていくお金を把握するために今後すべての経費を私が監理することに。まずは、木部の損傷部位に金物を緊結し補強。改修用の補強金物で良いものはないかをチェック。コレはよいかと思うものは5万円/個もした。同じ機能で体力的に満足するものはないかと探すと1.5万円/個であったので2個発注。翌日には到着予定。大工さんにその補強部位のまわりの工事を中止してもらい到着を待つ。それにそなえてコンクリートにボルトを定着させるケミカルアンカーとボルトを近所の金物屋で購入。2,705円。

●2010年6月27日(日)
通気層を採っていない棟の外壁を何の材料で更新するかを検討。私はガルバリウム鋼板系でさくっとデザインも一新してしまうことを提案。(唯一の施主である相方に...) しかし、相方は手塗り系の左官仕上げがやはりうちには似合っているのではと強固に逆提案。ガルバリウム系では角波あるいは縦ハゼでも3,000円/?〜4,000円/?でやれる。150?あるので450,000円〜600,000円。左官系では当初から採用しているボード系に直接塗り上げて仕上げられるホワイトVがコスト的には抑えられる。(約3500円/?) しかし、外壁の色を黒あるいは濃い茶の葉山の伝統色にしたいと考えているためホワイトVに顔料を入れるのではあくが出てさんざんな結果になることが目に見えていた。なので、下地材のジョイントVに塗装の組み合わせでやるしかない。すると、3,500円/?に塗装費用で最低でも5,000円/?越えとなる。ざっくりと見積もると750,000円。想定外の外壁更新はかなりの出費となりそうだ。それでも左官系に軍配が上がり下地のボード系をネットで探しはじめる。
●2010年6月28日(月)
朝一、先日ばらしたベランダの解体材を捨てに行く。工務店に聞くと混載の産業廃棄物の捨て代は、軽トラ満載で約1万円とのこと。町役場に電話し、自宅のウッドデッキの解体材は引き取ってもらえるかと確認。OK。手続きし、台貫にのり廃材を捨てもう一度台貫にのる。「はい。2700円です。」「(ぅおっと!無料じゃあないんだ...)何キロありました?」「270Kgです。」「(10円/kgかあ...)」。事務所に戻り、左官下地のボード系材料の物色を続ける。ジョイントVのメーカー日丸産業の溝口さんにコストを抑えたい時のジョイントVの下地には何がよいかを聞く。彼とは15年来のつきあい。ケイカルか合板が良いという。外部に合板は良くないのでケイカルを採用。ググると「格安デットストック品」を見つける。3'×8'板で550円/枚送料入れても70枚で6万円弱。半値以下で下地のケイカル板を仕入れることができた。それにしても70枚で1200Kg(軽く1トン超え)には驚く。積載重量を守れば、軽トラで4回小運搬しなければならない。
●2010年6月30日(水)
下地用ケイカル板の先払い。納期はいつでもOKだが、雨の具合を見て日程調整。雨天の荷受けは避けたいところ。荷受け人が濡れるのは良いが材料はぬらしたくない。7/5に納品を仮決定。
●2010年7月2日(金)
構造材が痛んでいる部分の材料を買いに走る。構造補強用ヒノキ90角4M4本。14,996円。筋交い金物など補強金物。6,000円。小金がするすると出て行く。通気層の最下部から虫や蛇が入り込まないようにする防虫通気部材を仕入れなければならない。約20Mぶんほど必要。ばら売りはしていない。50Mぶん一箱入りで20,000円ほど。S建設のIさんに相談すると現場で余ったものを分けてくれるという。ちょうど20Mほどが余っているとのこと。余ったものをきちんと次の現場で使うことができれば無駄は出ないが、通気層の厚さや通気部材の指定がばらばらであれば捨てるしかない。たかが8,000円ではあるが、されど8,000円だ。
●2010年7月3日(土)
外壁下地のケイカル板を固定するためのSUSビス購入を手配。2430×910のケイカル板を1枚固定するにあたり、75mmのビスを@150(150mmピッチ)で約60本。51mmのビスを10本。それを70枚分。合計75mmは4200本、51mmは700本。75mmは200本/箱なので21箱。51mmは400本入りなので2箱。価格を調査すると、一般建築金物店、工務店の問屋ルートでは2000円/箱。近所のホームセンターでは、1480円/箱〜2000円/箱。500円の違いは20箱で10,000円の差になる。迷わずホームセンターに発注。木材などの品質はホームセンターではレベルがぐっと下がるが、ビス類であればメーカーが同じであれば品質は変わらないだろう。それにしても、ビスだけで32,560円。ケイカル板の半分以上だ。ここのところ大工さん二人・マルチプレイヤーひとり3人が参戦してくれている。人件費6万/日。毎日毎日カウントされていく。やはり建築はお金がかかるのだ。

今回の改修は我が家を工事してくれた工務店に依頼している。これはとても大切なこと。新築を担当した工務店が改修工事をやることはとても大きな意味がある。新築時の工事内容を熟知していることもあるが、その新築を担当した責任を放棄させないように根気よくつきあってゆくことで築後10年の法的義務を満たすと言うことだけはなく、ホームドクターとして一生つきあってゆくことで人間関係も熟成させてゆくことができるのだ。そのことはすまいを手塩にかけて育ててゆくことにつながってゆく。
今回の改修は、木部の改修と外壁の補修(塗装の塗り替え)2点の目標で始まった。しかし、外壁通気工法としていない棟屋の躯体損傷が確認されたため、思い切って通気層と外皮をあらためて造り直すこととした。予算は当初の倍以上かかることになった。そのため、必要な材料費はすべて施主支給とし、工務店からは大工さん他の必要人工を出してもらうことをお願いした。すでに15年以上の人間関係ができているために監督は快く承諾してくれた。
●2010年6月26日(土)
通気層を採っていない棟の外壁をリニューアルすることにした。それにかかる追加費用は想定外。できるだけ出ていくお金を把握するために今後すべての経費を私が監理することに。まずは、木部の損傷部位に金物を緊結し補強。改修用の補強金物で良いものはないかをチェック。コレはよいかと思うものは5万円/個もした。同じ機能で体力的に満足するものはないかと探すと1.5万円/個であったので2個発注。翌日には到着予定。大工さんにその補強部位のまわりの工事を中止してもらい到着を待つ。それにそなえてコンクリートにボルトを定着させるケミカルアンカーとボルトを近所の金物屋で購入。2,705円。

●2010年6月27日(日)
通気層を採っていない棟の外壁を何の材料で更新するかを検討。私はガルバリウム鋼板系でさくっとデザインも一新してしまうことを提案。(唯一の施主である相方に...) しかし、相方は手塗り系の左官仕上げがやはりうちには似合っているのではと強固に逆提案。ガルバリウム系では角波あるいは縦ハゼでも3,000円/?〜4,000円/?でやれる。150?あるので450,000円〜600,000円。左官系では当初から採用しているボード系に直接塗り上げて仕上げられるホワイトVがコスト的には抑えられる。(約3500円/?) しかし、外壁の色を黒あるいは濃い茶の葉山の伝統色にしたいと考えているためホワイトVに顔料を入れるのではあくが出てさんざんな結果になることが目に見えていた。なので、下地材のジョイントVに塗装の組み合わせでやるしかない。すると、3,500円/?に塗装費用で最低でも5,000円/?越えとなる。ざっくりと見積もると750,000円。想定外の外壁更新はかなりの出費となりそうだ。それでも左官系に軍配が上がり下地のボード系をネットで探しはじめる。
●2010年6月28日(月)
朝一、先日ばらしたベランダの解体材を捨てに行く。工務店に聞くと混載の産業廃棄物の捨て代は、軽トラ満載で約1万円とのこと。町役場に電話し、自宅のウッドデッキの解体材は引き取ってもらえるかと確認。OK。手続きし、台貫にのり廃材を捨てもう一度台貫にのる。「はい。2700円です。」「(ぅおっと!無料じゃあないんだ...)何キロありました?」「270Kgです。」「(10円/kgかあ...)」。事務所に戻り、左官下地のボード系材料の物色を続ける。ジョイントVのメーカー日丸産業の溝口さんにコストを抑えたい時のジョイントVの下地には何がよいかを聞く。彼とは15年来のつきあい。ケイカルか合板が良いという。外部に合板は良くないのでケイカルを採用。ググると「格安デットストック品」を見つける。3'×8'板で550円/枚送料入れても70枚で6万円弱。半値以下で下地のケイカル板を仕入れることができた。それにしても70枚で1200Kg(軽く1トン超え)には驚く。積載重量を守れば、軽トラで4回小運搬しなければならない。
●2010年6月30日(水)
下地用ケイカル板の先払い。納期はいつでもOKだが、雨の具合を見て日程調整。雨天の荷受けは避けたいところ。荷受け人が濡れるのは良いが材料はぬらしたくない。7/5に納品を仮決定。
●2010年7月2日(金)
構造材が痛んでいる部分の材料を買いに走る。構造補強用ヒノキ90角4M4本。14,996円。筋交い金物など補強金物。6,000円。小金がするすると出て行く。通気層の最下部から虫や蛇が入り込まないようにする防虫通気部材を仕入れなければならない。約20Mぶんほど必要。ばら売りはしていない。50Mぶん一箱入りで20,000円ほど。S建設のIさんに相談すると現場で余ったものを分けてくれるという。ちょうど20Mほどが余っているとのこと。余ったものをきちんと次の現場で使うことができれば無駄は出ないが、通気層の厚さや通気部材の指定がばらばらであれば捨てるしかない。たかが8,000円ではあるが、されど8,000円だ。
●2010年7月3日(土)
外壁下地のケイカル板を固定するためのSUSビス購入を手配。2430×910のケイカル板を1枚固定するにあたり、75mmのビスを@150(150mmピッチ)で約60本。51mmのビスを10本。それを70枚分。合計75mmは4200本、51mmは700本。75mmは200本/箱なので21箱。51mmは400本入りなので2箱。価格を調査すると、一般建築金物店、工務店の問屋ルートでは2000円/箱。近所のホームセンターでは、1480円/箱〜2000円/箱。500円の違いは20箱で10,000円の差になる。迷わずホームセンターに発注。木材などの品質はホームセンターではレベルがぐっと下がるが、ビス類であればメーカーが同じであれば品質は変わらないだろう。それにしても、ビスだけで32,560円。ケイカル板の半分以上だ。ここのところ大工さん二人・マルチプレイヤーひとり3人が参戦してくれている。人件費6万/日。毎日毎日カウントされていく。やはり建築はお金がかかるのだ。


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